ビジネスで使える敬語の変換パターン~その3~

ビジネスで使える敬語ビジネスで使える敬語の変換パターンその3では「見る」について取り上げていきます。

「言う」に次いで「見る」は、特に資料や契約書といった書面や、資料映像など多くの場面で使うことが多く、当然会議でも使う言葉で大勢の人の前でも言うことが多いため、間違った言葉づかいをしないようにぜひとも覚えていただきたい言葉です。

前回と同様に、「見る」の意味から、尊敬語・謙譲語・丁寧語の順番で敬語変換のパターンと例文を一緒に紹介していきます。

ご自分が今まで使っていた言葉づかいが正しいかどうか見直してみてください。


「見る(みる)」の意味

「見る(みる)」の意味は、

・目で事物の存在を捉える、視覚に入れる。

・見物、見学する。

・調べる、確かめる。

・観察、判断、占う、評価する。

・読んで知る。

・身に受ける、経験する。

と言った意味を持っています。

また「見る(みる)」には同じ読み方をする漢字がいくつもあり、

・看る……取り扱い、世話をする。

・診る……診断する。

・観る……芝居を見たり観覧する。

・視る……調査する。

上記の様に、常用外で使われるものも多くあり、文章にする際によく使われます。

知識として覚えておくとよいでしょう。

 

「見る(みる)」の敬語変換と利用例

 では「見る(みる)」についての敬語変換と、その敬語を利用した例文を紹介して行きます。

・尊敬語……「ご覧になる」「見られる」

上司や取引先や顧客といった目上の人に対し、何かを見てもらうときに使う尊敬表現となります。

「この資料はご覧になりましたか?」

「この資料は見られましたか?」

といった使い方ができ、目上の方に何かを見てもらった場合は「ご覧くださって」という形に変化します。

2種類の変換パターンがありますが、より丁寧な表現が「ご覧になる」となります。

・謙譲語……「拝見する」

自分自身が相手(目上・上司)の何かを見せてもらう場合、自分をへりくだる謙譲表現となります。

「資料を拝見させていただきます。」

丁寧な表現に聴こえますが「つつしんで」という意味が込められているため、
間違って上司や目上、取引先の相手に使ってしまうと失礼に当たります。

・丁寧語……「見ます」

目上や上司、取引先や顧客など誰にでも使うことが出来る丁寧な表現です。

「資料を見ていただけますか?」

「です」「ます」「ございます」が語尾に付き、社会人であれば誰しも使っている言葉でしょう。


相手と自分の関係によって、尊敬語・謙譲語・丁寧語を上手に使い分け、
デキるビジネスマンを目指しましょう。

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