ビジネスで使える敬語の変換パターン~その2~

 敬語パターンその2前回は、ビジネスの場での会話において敬語を使うことが多々あることをご紹介しました。

今回も前回に引き続き、ビジネスの場でよく使われる言葉の中から、間違って使ってしまいがちな言葉の変換パターンをご紹介したいと思います。

今回取り上げるのは最も使う機会が多いと思われる言葉「言う」を取り上げたいと思います。

「言う」も尊敬語・丁寧語・謙譲語で言い表すことができ、形自体もガラリと変わります。自分では覚えているつもりでも、間違って使っていることが多く、会話している最中にどの変換パターンがこのシーンにあっているのか戸惑ってしまうことがあります。

「言う」の意味は、使い方や例文も交えてご紹介するので、今一度使い方を確認してみてください。


「言う(いう)」の意味

 「言う(いう)」の意味は

【心に思っていることや、考えていること、判断などを相手に伝えるために、言葉や文章に表したりすること】

を指します。

実際に口から音を発したり、言葉にしたりする以外にも、
文章に書いたことであっても「言う」にカテゴライズされるようです。

また、「~という」の形もよく使われおり、以下の意味を持ちます。

・同格であることを示す

・「~という」の「と」以前にある事柄を取り立て、意味を強める

・数量を表す語の後につけて、意味を強める

・同じ名詞を前後に置き、その後の意味を強める

このように、「~という」は語の意味を強める働きがあるのです。

ほかにも「~といって」「~というと」「~といえば」などは、話題として取り上げて示すときに使います。


「言う」の敬語変換と利用例

 ここから「言う(いう)」の尊敬語・丁寧語・謙譲語への変換と、その使用例についてご紹介していきます。

 

・尊敬語……「おっしゃる」「言われる」

利用シーンとしては、自分よりも格上や目上の人の「言う」動作に対して上記の語で表現します。

「●●様のおっしゃるように~」

「●●様が言われる(言ってくださる)ように~」

といった使い方があります。

「おっしゃる」「言われる」どちらも相手を高める言葉で、どちらを利用しても問題は有りません。
違いとしては「おっしゃる」がより丁寧という感じです。

 

・謙譲語……「申す」「申し上げる」

 自分自身、または自分が身を置く会社をお客様や取引先の方、
目上の方に対してへりくだる際に使う表現になります。

「当方の●●がよろしくと申し上げておりました。」

「先日●●が申し上げていたことですが~」

といった使い方をします。

 

・丁寧語……「言います」

 自分側・相手側など区別する必要が無く、どちら側にも使える丁寧な表現です。

「●●と言います」

「です」「ます」「ございます」を語尾につけ、社会人であれば、みなさん使っています。


尊敬語・謙譲語・丁寧語と変換パターンをご紹介しましたが、
目上の相手に対して使う言葉なら「尊敬語」、自分をへりくだる場合は「謙譲語」と考え
パターンを覚えておけば間違えることも少なくなるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

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