第十四回ビジネスに役立つ言葉づかい~間違えやすい敬語その六~

 謝罪の言葉第十四回目となるビジネスに役立つ言葉づかいでは、前回とりあげた「すみません」に引き続き、謝罪の言葉や常套句などを紹介していきたいと思います。

前回ご紹介した、「すみません」は、一つの言葉に対して「謝罪」「感謝」「依頼」の3種類の意味が含まれており、「使う状況や見方、立ち位置などによって意味合いが変化」し、ビジネス上での利用には向いていないということをご説明しました。

今回は前回に引き続き、ビジネスのシーン毎に使える謝罪の言葉や常套句を紹介していきます。


自分が仕事でミスした時の謝罪の言葉

こちらは前回にも例文を挙げたのでカンタンにご紹介。ビジネス上よく使われる謝罪の基本的なフレーズとなります。

「申し訳ありません(でした)」

「お詫び申し上げます」

ミスの度合いが大きい場合は、

「深く反省しております」

を使うことができ、上記の言葉とともに態度でも反省を表さなければいけません。

この他知っておくべきことを知らなかった場合は「勉強不足で~」や、間違った解釈で迷惑を掛けてしまった場合は「認識不足で~」などを語頭につけ「申し訳ありませんでした」と繋げます。


自分の部下のミスで謝罪する場合の言葉

自分の部下がミスをして先方に迷惑を掛けた場合、謝罪するのは当然上司の務めです。

監督責任(ミスを犯した人を指導する、監督する立場にある人間が負う責任)を認めた際に使う謝罪は、

「私の監督不行き届きです。大変申し訳ございませんでした。」

となり、「物事を指示したり取り締まったりする役割を全うすることができませんでした、ごめんなさい。」という意味になります。

この他、ミスをした部下に対して叱ったことを先方に理解してもらうフレーズとして、

「厳しく言い聞かせました。」

や、自分自身や部下が不遜な言い方を先方にしてしまった場合には、

「非礼の数々、どうかお許しください。」

などのフレーズを用いて、先方に謝罪を行います。

謝罪を行った後はシメのフレーズとして、ミスへの反省や同じミスを繰り返さないことを宣言する、

「今後このような不手際がないよう(に致します)(注意いたします)」

を入れておけば、謝罪と反省が先方に伝えられるでしょう。

ただし、これらの言葉は全て「謝罪」「反省」2つを態度でも表さなければ意味がないことは覚えておいてください。


監督者や部下を抱えている方は、謝罪の言葉・フレーズを覚えておいて損はありません。ぜひ参考にしてみてください。

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