第十三回ビジネスに役立つ言葉づかい~間違いやすい敬語その五~

 第十三回目となるビジネスに役立つ言葉づかいでは、日常生活でもよく使うために社会に出てからも使ってしまう「すみません」について紹介します。

「すみません」は謝罪の言葉として広く使われています。

丁寧な謝罪の言葉として認識されていることもあり、目上やほかの人に謝罪をする際にも普通に使われるので日常生活でカドが立つことはほとんどありません。

しかし、ビジネスの場において「すみません」の言葉は間違った敬語となります。なぜ間違った敬語になるのかについて、以下で紹介していきたいと思います。


 

「すみません」について

「すみません」は「すまない(済まない)」の丁寧語で、相手に謝罪や感謝、依頼などをするときに用いる言葉です。

また、「済まない」と書くように、「申し訳ない」という意味も持っています。

「すみません」を使った相手に対して「気が済まない」という意味になり、
「気持ちが治まらない」「挽回したい」「何かお返ししたい」と気持ちを表す言葉になります。

変わって、相手に何かをしてもらった、助けてもらった際にも「すみません」を使うことがよくあります。

上記の場合は「感謝」として「すみません」を使っていますね。

この他、何かの事柄を依頼する場合にも「すみません」を使います。

このように「すみません」には「謝罪」「感謝」「依頼」三つの意味を持っている、
玉虫色(見方や立ち位置、状況によって意味が変わる)の言葉なのです。

ですので、ビジネスの場において心から謝りたい、
謝罪したい場合は「すみません」を使うのは厳禁。場合によっては怒られることもあります。

ちなみに「すみません」を「すいません」と言ったり、書いたりする場合もありますが意味は一緒。

どちらを使っても構いませんが「すいません」は訛った言葉とされているので、
「すみません」を使ったほうが無難でしょう。

 

ビジネスの場で使う謝罪の言葉

ビジネスの場で「すみません」を使わない場合、謝罪の言葉として以下の言葉を使うことができます。

謝罪の言葉の常套句

・ごめんなさいの敬語

「申し訳ございません。」

「申し訳ありませんでした。」

・畏まったごめんなさいの敬語

「お詫び申し上げます。」

・強い反省を示す

「深く反省しております。」

・事後の謝罪

「この度はお騒がせしました。」

・相手の怒りが大きい場合

「弁解の余地もありません。」

・解釈の違いでの謝罪

「認識不足で~」


上記のように、シーンによって様々な謝罪の言葉があります。
また、他人に何かを依頼する場合に使う「すみませんが~」は、「恐れ入りますが~」に変えて使うことができます。

このように「すみません」という言葉は、ビジネスの場においては適さない言葉ということがわかります。
上記の言葉を謝罪の場で使う言葉の参考にしてみてください。

次回は、さまざまなシーンで利用できる謝罪の言葉についてご紹介します。

最新記事